気がついたらぷっかりと浮かぶ液体の中。君と私は心で触れ合った。 君を通して私は世界を見る。この世界を好きだと君が思えば思うほどに。 ――…私は残酷な物語を思い出す。 ああ、どうか君を私の生きる意味とすることを許してほしい。 今、私があることの意味は君を護るため……