STELLAR SPIRAL


星の螺旋

星の螺旋 第一部

 オリキャラ(男)に憑依トリップした夢主が水と氷の魔術師に弟子入り。
 師匠と兄弟子と弟弟子との修行の日々。若干、勘違い要素があります。

文章10題

 01 はじまりというものが唐突であることは、昔から知っていた。
     カミュ視点
 02 空が青ざめていると囃したのは、どこの誰であっただろうか。
     氷河視点
 03 握り締めた拳は怒りの象徴ではなく、むしろ涙の代わりであった。
     カミュ視点
 04 彼の薄い笑みに何故だか恐ろしさを感じて、一歩後ろへ下がった。
     アイザック視点
 05 夜は暗い。しかし、月の光というものは思ったよりも明るく――
     カミュ視点
 06 花を摘んだら、ひどく怒られた。そして殴られた。痛い。
     氷河視点
 07 うっかりしていたと、自分でも思う。悪かったと謝っても、手遅れなのだろう。
     アイザック視点
 08 存外信じることは難しい。疑うことの方が、よっぽど簡単である。
     氷河視点
 09 約束というものは破られるためにあるのだと、いつか豪語したことがある。
     アイザック視点
 10 おわりというものはあっけなく、そしてくだらない。

        お題提供 変わっているお題配布所


星の螺旋 幕間

 第一部から第二部の間の時間軸の小話とも言えない小話。
 シリアス分多めの暗い展開。

残響みたい

01 過ごした日々のおもみ
02 今すぐ消え去るうたかた
03 それでも残る、音に似た
04 世界の残り香だろうか
05 残響みたい


        お題提供 変わっているお題配布所


星の螺旋 第二部

 聖戦終了後、黄金聖闘士筆頭に犠牲者生き返り設定での話。
 第一部のオリキャラ(男)ではない人物(女)に憑依トリップ。
 勘違い要素あり。恋愛要素もほんのり?

 00 第二幕のはじまり
 01 再びの邂逅
 02 錯覚した事実