作品
DATE : 2013/03/10 (日)
☆矢3
カノン相手の逆トリ→トリップ話。
カノン8歳の時に☆矢世界から逆トリップしてくる。その頃にはサガは黄金聖闘士になっているということで。
☆矢世界の子達は子どもでも大人びた考えの子ばかりですし、逆トリ時のカノンはもうだいぶ屈折してる。
聖闘士として表舞台に立つ兄、自分は兄のスペアで人に見られないように隠れ暮らす日々だし。
夢主は16歳の高校生で、何かの事情で祖父母と三人で暮してる。
祖父と山に居る時に謎の発光現象、気になって見に行くとカノンがいきなり現れて吃驚。
気絶しているし、見た目は普通だしと祖父がカノンを家に連れ帰り、目覚めたカノンとは言葉が通じないものの何のかんのとカノンを祖父母と面倒をみることに。
きっとその御山には神隠しとか、神様の子が現れるとかそういう話があるということで!
カノンのことは最初は12歳ぐらいと思って扱っているが、カノン(ここ重要!)が言葉を覚えて8歳だとわかる。
しっかりしているし、生意気なこともいうけど愛情に飢えているカノンのことを家族みんなで可愛がる。
逆トリ時は小宇宙が使えなくなってるし聖闘士であることを隠しているカノンは付加価値でもスペアでもなく好意を向けてくれる夢主達のことが大切になる。夢主相手に初恋とか。
夢主自身も弟のように思って1年間面倒を見ていたけどある時、フッとカノンはいなくなってしまう。
数日色んなところを捜し、帰ってしまったのだと思い捜すのは止めたけれどカノンの誕生日プレゼントを購入し続けている。
24歳の時にカノンの歳が自分がカノンと会った頃になってるんだろうなぁっとシミジミしていると☆矢世界にトリップ。
トリップしたのは32歳な大人カノンがお風呂にでも入っている時とか。いきなり現れた小宇宙に警戒するカノンだけど湯船で溺れかける夢主に救いの手を差し伸べる。
それでなんとなく見覚えがあるような気がしつつも警戒したまま、夢主に名前を聞いたりしてその正体を知りアテナに許可を取り面倒を見ることに。
逆トリ時は小宇宙が使えなくなってるし聖闘士であることを隠していたカノン、名前を聞かれて「ジェミニの…」と言ったところで自分の所業を思い出し、夢主には知られたくないと黙ったところを夢主はカノンの名前がジェミニだと思う。
夢主はカノンが自分が知るカノンと知らないままジェミニさんと呼びつつ、自分が知っているところよりも文化が発展してなさそうな聖域で暮していく。
カノンは黄金聖闘士達に夢主の前で自分の名を呼ばないようにと言い、聖域の関係者(女官など)の立ち入りを禁止してカノンだという名だと知られないようにする。
まぁ、そこまで警戒しなくてもギリシャ語わかんない、外国人の発音がよくわからんな夢主は一度や二度呼ばれたぐらいでカノン=子どもカノンと結びつかない。
面倒を見てくれるカノンに申し訳なく思いつつ、大人なので働くというが言葉が通じないだろうとカノンに止められ、双児宮で家事をすることに落ち着く。
失敗しながらもカノンに教えられて徐々に双児宮での家事に慣れてきた頃にカノン任務中にサガ来襲。
似てるけど何となく違和感感じて、別人だとわかる夢主。夢的お約束で。
結婚前の男女が一つ屋根の下に居るのはやはりまずいとサガに言われ、ジェミニさんにご迷惑をかけてるしと思っているところに任務からカノンが戻ってきてサガとケンカはじめる。
いい歳した大人二人の兄弟喧嘩に最初はオロオロ、何言ってるのかわからなかったけどサガがカノンのことを名前で呼ぶので、あれ?ジェミニさんの名前ってカノンなの?と疑問に思い。たしか双子のお兄さんがいるとか聞いたことがあるなぁっと思い出の中から幾つか子どもカノン=大人カノンに結びつける。
異世界の話をあっさりと信じてくれた理由に納得したところで、激化する(口だけでなく手も出そうな)兄弟喧嘩を止めようと声をかければサガはカノン以外に当たる気はないし、カノンは名前を夢主に呼ばれたことで動揺して止まる。
信じられないほどに動揺している弟に、話し合いが必要だろうとその日は帰るサガ。
話し合いのすえカノンと共に双児宮で暮し続けることになる夢主は時折、大人カノンに色気を感じてドキリッとかするがカノンは年上だけど弟だったんだから意識するなと言い聞かせ、初恋の夢主の無防備さに理性を揺さぶられつつ本命には嫌われるのが怖くて手出しできないヘタレカノンとの進みそうで進まないという傍から見たらお前らもう付き合えよという甘酸っぱい恋愛話。
- 2013/03/10 (日) 05:15
- 漫画