作品
DATE : 2013/03/04 (月)
☆矢2
砂の耳を持っている以外は平凡夢主。
夢主の砂の耳はテレビやCDなどでは発揮されたことはなく本人は知らない。
砂の耳……数単語聞いただけで母国以外の言葉を理解してしまう耳を持つ人のことだと思ってください。
夢主は言葉を聞き、相手の思考言語を無意識に読み取っているために理解できるし話せる。
ただし、話せるのはその言語を思考でも使用している人と会話している場合のみ。この話ではテレパスの一種という扱いのため。
日本の城戸邸がある町に暮らしている女子大生。
時折見かけるようになった目立つ美形の外国人達を認識はしていたが観賞用扱いだった。
ある日、お店を捜している(沙織嬢に何か頼まれた)黄金聖闘士二人の会話を聞いて、困っているようだからとお店の場所を教える。
夢主は日本語が上手いと思っているけれど、黄金組はギリシャ語が堪能な人が居ると感心する。
沙織嬢にそういえばと黄金組が話し、そんな方がいらっしゃるのかと興味をもたれる。
で、黄金組と偶然に再会したときにギリシャ語が堪能ですねっと言われて頭に?が浮ぶ夢主。
妙な力があるということで聖闘士達にほぼ凡人なのに監視対象にされてしまい、ごく平凡な人生が覆されていく。
お相手になるとしたらシオン。
思考言語を読み取って会話してしまうので振る言い回しや発音のギリシャ語でシオンと会話するために気に入られる。
シオンとしては孫娘的な扱いをしているが、2週間に一度ぐらいの頻度で会いに来るシオンに夢主が惚れてしまいしばらくして告白する。
その告白をシオンは断り、会いに行くのも止めたもののモヤモヤとしたものを抱えて過ごすシオン。
夢主に会いに行くが黄金組の誰かと話してる(最近はシオンと会っていないと聞かれて夢主が告白して振られたと素直に話していた)ところを目撃してしまい話しかけずに聖域に帰ってしまう。
機嫌が悪い教皇に辟易する周囲と様子がおかしくなったのは夢主と会わなくなってからだと結びつき、好きなら好きって言えばいいじゃねぇかジジイとでもデスマスクとかにキレられる。
そこでやっと夢主が好きだったのかと自覚したシオンが夢主に会いに行き、ちょっとごたごたしつつもくっ付く。
くっ付いた後にシオンの実年齢を知り、アテナや聖闘士達のことを教えられて。
一般人はあまり知らないということに知ってて大丈夫かと不安になる夢主に、関係者になれば大丈夫と永久就職(結婚)を朗らかに薦めるシオン。
夢主は大学卒業後はグラード財団に就職し、海外勤務と称され聖域での沙織嬢の秘書のようなものになるがそれもまたシオンの策略。
シオンは一度ロックオンしたら放さないと思う。
- 2013/03/04 (月) 21:14
- 漫画