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DATE : 2013/03/02 (土)

戦バサ2

BASARAで天女様が出てくる話が浮んだのでネタに。
別に夢主は天女でも天女アンチでも傍観でもない。一応は佐助落ちな話。
夢主、転生トリップし武田家に仕える武家の家に生まれ武田の女中になった子。
BASARAのことは知っているが、主要人物に関わると面倒……大変そうなので自分からは親しくする気はないが親しくされて逃げる気もない。
武家の出なので上女中として信玄公の身の回りの世話をしているので、幸村とは顔見知りで佐助とはちょっとした会話をする程度で他の武将とは会ったことはない。
BASARA世界に転生したことで、理解できないことや理不尽なこともBASARAだからで乗り切ってきた。
武田の殴り愛のことを知っていたので最初から流し、忍んでない忍である佐助も流し、甘味に目がない幸村の食べっぷりも驚くことなく流したので周囲からは肝が据わっている冷静な娘と思われている。

武田と上杉との合戦時に空から女性が降りてきて、その女性が実は天女で信玄公に招かれて武田に来るらしいと聞いた夢主。
夢小説なんかも読んでいたので幸村や佐助が惚れたのかと天女騒動かと戦々恐々と待っていたが、フタを開けてみて吃驚、惚れたのは信玄公と謙信公だったという落ち。
お館様の変わりようにオロオロしている周囲、予想外過ぎる展開に呆れるあまりに現実逃避でいつものように仕事する夢主。
幸村やかすががしょんぼりしまくっているのでそれを慰める佐助。そんな佐助の愚痴を夢主はよく聞かされるようになる。
天女と聞いて訊ねてきた伊達主従、小十郎のほうが惚れるという更なるスパイス追加。
重要人物が増えたことで仕事が増え、過労死するんじゃないかと思っている時に松永が風魔に命じ天女を誘拐。
武田上杉連合軍となって松永を攻めて無事に取り戻すが、天女は酷いことをされずに松永が天女に惚れてしまっていたらしい。
ここにきてある程度の年齢以上のBASARA主要人物が惚れるという事態に気付き、織田に興味を持たれると厄介と佐助経由でゲームの主要人物というのはのぞいて説明。
権力がある人物ばかりが惚れていることに本当に天女かと疑う幸村達、命じられて天女に接触した夢主は天女がトリップしてきた女子高生だとつきとめるが、実は天女はおじさんにばかり好かれている現状に辟易していたという落ち。
BASARAのことは知らないようで、話を少しずつ聞いていくとおじさんよりも女の子と話したいやら、着物や櫛を贈られても動きづらいし高そうで汚したら嫌なので汚してもいい動きやすい格好をしたいなどと教えてもらえる。
考えていたよりも天女である女子高生の子は悪い子ではなかったので、今回の騒動は天女自身も不本意のことと幸村達に説明。
おっさん共の暴走が面倒なので実験も兼ねて天女と協力して、一番年齢の若い小十郎の政宗への忠誠心を刺激したりして正気に戻すと政宗に感謝される。
天女騒動が終わるまでは武田と戦を起こす気はないという言葉とともに去る伊達主従。
基本的に最も大切なものを思い出させれば天女の魅了は解けるんじゃなかろうかという話をし、皆で領地の民やら何やらと話をして正気に戻す。
天女は嫌われているわけではないので天女は武田家で世話になることになり、その世話をするのは夢主と決まる。
ある意味で浮世離れしている天女の世話を未来を知っているがゆえに動じることなく世話をする夢主を見て佐助が呆れ半分、興味半分で夢主との会話が増える。

その後は天女は神様的な存在に元の世界に戻れると言われて喜々として帰っていく。
転生という形で来た自分は帰れないとそれを見送る夢主の望郷の念を何となく気付いた佐助が、天女が去って寂しいのだろうと佐助は一層に夢主にかまうようになる。
夢主と佐助がよく話す様子を見た幸村が恋仲ではないかと思い信玄公に相談し、めでたく二人の交際が認められることに。
それを聞いて目が点状態の二人を置いて、豪快に笑う信玄公と爽やかに笑う幸村。
夢主にも佐助にも恋愛感情がないのに周囲からは恋仲と思われているが、否定するのも疲れてそのまま放置。
佐助は夢主の将来の為には忍である自分と恋仲だったという過去を持つのはどうかとは思っている。上司にもそう言ったものの、夢主を不幸にする気かと殴られた可哀想な人。
そんな佐助に同情心がわいた夢主は幸村に婚姻するにしても今の佐助の給料の金額では辛いと訴え、佐助の給料を上げさせたので佐助には感謝される。



解れた着物などの繕い物をしていた私の目の前に一瞬で現れたのは佐助で、私は繕い物をしていた手を止めた。
私と恋仲であると周囲に認知されてからは私の目の前に現れる彼の笑顔はいつも引き攣っていたのに、珍しく明るい笑みを彼は浮かべている。
「ありがとね。俺様、助かっちゃった!」
目線を合わせるためか彼は屈んでそう言った。
「何かありましたでしょうか?」
唐突な礼の言葉に意味が解らずに私が首を捻れば。
「旦那に給料のことを頼んでくれたんでしょ?」
捻った私の角度に合わせるように彼もまた首を捻った。
「お気になさらずに。佐助さんに実力がなければ上がるものでもありませんもの」
「優秀なのは自他共に認めることだけど。面と向かって言われると照れるかも」
頬を掻いて笑った相手に私は何と答えればいいかと考えていると彼の中では話は進んだらしく。
「それでさ。上がった給料のお礼に何か欲しい物はない?」
「特にありません。それに私への礼など必要ありません」
「あはー、予想通りの答えなんだけどそれはそれで困るんだよね。明後日は非番だよね。何か予定ある?」
予定らしい予定はなかったので首を振ると佐助はにっこりと笑い。
「それじゃあ、一緒にお出かけしよっか?何か欲しい物が見つかるかもしれないでしょ?巳の刻ぐらいに迎えに来るからね」
「あっ……」
最初は疑問系であったのに最後には勝手に約束を結んで彼は姿を消した。
大将、旦那が話を聞いてくれないって言ってたけどお前も人の話を聞かないじゃないかと思ったが、私が断わると知っているからこその対応だろう。
巳の刻つまりは10時ぐらいには来るのでそれまでに外出できるようにしておけと予告してくれるだけマシか。
「荷物持ちにでもなってくれると思えばいいか」
そう考えて納得すると中断していた繕いを私は再開した。



こんな感じに一緒に外出して、なんだかんだと仲良くなる二人。
恋愛感情をお互いに持つものの告白できないまま両片想い状態が続く。
後半は天女がこれっぽっちも関係ない話。

  • 2013/03/02 (土) 18:00
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